みんなで知ろう!心臓病の治療とリハビリ・栄養について(岡山心臓リハビリテーション研究会主催)が6日、岡山県津山市大田のリージョンセンターで開かれ、約400人の市民らが心臓病に関する知識を深めた。
津山中央病院をはじめ芳野病院、さとう記念病院から、医師や理学療法士、管理栄養士ら5人が講演した。
津山中央病院の藤本竜平循環器内科部長は「心不全治療のいま~薬・暮らし・新しい選択肢~」と題して講演。心不全について「体に必要な血液を送れなくなり、命を縮める病気」と説明し、息切れや足のむくみ、体重の急増といった主な症状を挙げながら「治療する際に運動を控える傾向があるが、息切れなどの症状がなければ薬を継続的に飲み、適切な運動を心がけて」と呼びかけた。
このあと、心臓病の最新外科治療をはじめ、かかと上げなど自宅で手軽にできる運動、食事管理のこつなどが紹介され、参加者は真剣に耳を傾け、トレーニングを実践しながら知識を深めていた。
会場には、心電図付血圧計や野菜摂取量検査の体験コーナーもあった。
