老朽化に伴い、昨年9月から大規模改修を行っていた岡山県津山市阿波の日帰り温泉施設「あば温泉」が1日、リニューアルオープンする。広々とした休憩スペースを新設するなど、くつろぎの時間を楽しめる。
2000年に整備された市有施設。ポンプやボイラーなどの設備を含め、全体的に老朽化が目立っていたことから、市が約3億円をかけて改修した。阿波地域の集客力の向上や交流人口の増加を図る。
地下約1500メートルからくみ上げる温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。ヒノキが香る桧(ひのき)風呂、岩風呂、露天風呂のほか、快適になったサウナもあり、リフレッシュできる。
入浴後にゆっくりとくつろいでもらおうと、以前温泉プールだった空間を絵本や漫画も楽しめる休憩スペースとして整備した。
指定管理者の阿波施設運営共同事業体が管理運営。「泉質も良いといわれる天然のあば温泉。生まれ変わった施設で、子どもからお年寄りまで日常を忘れて心身をリフレッシュしてほしい」とPRしている。
営業時間は午前11時~午後9時。休館日は毎週水曜。
料金は津山市内の大人550円、70歳以上350円、小学生250円。津山市外は大人800円、70歳以上600円、小学生400円。未就学児は無料。
問い合わせは、同温泉(0868-46-2627)。
