岡山県津山市の志戸部町内会は、能登半島地震で甚大な被害を受けた被災地の早期復興を願う募金活動を行い、住民から寄せられた8万8529円を13日、津山市に届けた。義援金として日本赤十字社を通じて送られる。
町内だよりで呼びかけたほか、今月4日に津山市の志戸部公会堂で募金活動に取り組んだ。集まった8万8529円には、ごろ合わせで「はやいふっこう」「はやいふっきゅう」の願いが込められている。
この日、津山市役所を日下泰洋町内会長が訪れ、日赤県支部津山地区長の谷口圭三市長に手渡した。市長は「地域のみなさんの厚志に感謝し、責任を持って届けるとともに、津山市としても地域防災力を高めていきたい」と述べた。日下会長は「思いやりの気持ちで互いに支え合うことが大切。復旧のために、これからもできることをしていきたい」と話した。