津山高専の卒業式・専攻科修了式が13日、岡山県津山市の津山文化センターで開かれ、総合理工学科160人と専攻科18人の計178人が思い出を胸に新たな一歩を踏み出した。
卒業生は先進科学系38人、機械システム系37人、電気電子システム系38人、情報システム系47人。修了生は機械・制御システム工学専攻6人、電子・情報システム工学専攻12人。
式には来賓や保護者ら約600人が出席。佐藤貴哉校長が、各系総代4人に卒業証書、専攻科総代2人に修了証書を授与。「皆さんの旅立ちにあたり『至誠一貫』の言葉を送る。予測不能な困難に直面した時には技術の津山と呼ばれる地で学んだ知識、愚直なまでの実行力を生かしてほしい。世界を舞台に人々の幸福に貢献できる技術者として羽ばたくことを祈念する」とはなむけの言葉を贈った。
光井聡市長ら来賓祝辞、在校生代表の森本藍華さん(19)=先進科学系4年=の送辞を受け、卒業生代表の澤田泰良さん(20)=機械システム系5年=が「コロナ禍で不安と孤独を感じていたが、共に学ぶ仲間がいたからこそ乗り越えられた。ここで得た経験と仲間との絆を胸に進んでいきたい」。修了生代表の安井豊さん(22)=機械・制御システム工学専攻2年=は「社会が大きな変革期を迎えている中、高専で学んだ専門知識と問題解決能力を生かし、社会に貢献できるエンジニアとして前向きに挑戦したい」と決意を述べた。
進路は就職108人、大学院進学1人、大学編入約50人で、高専での研究が生かせる豊橋、長岡両技術科学大のほか、岡山大、筑波大、広島大など。
