県下最大規模の恩原高原スキー場(岡山県苫田郡鏡野町上斎原)で今季の営業が始まり、家族連れやスキーヤーが年末のレジャーを楽しんでいる。
同スキー場は2022年12月24日にオープン。コロナ禍の影響により、レイクサイドゲレンデを閉鎖するなど、規模を縮小している。パノラマゲレンデでは、訪れた人たちが天然の雪ならではの滑らかな感触を確かめながら滑り、思い思いに過ごしていた。
スノーボードをしていた倉敷市の会社員・中川舞華さん(23)は「姉と一緒に初めて来た。雪が柔らかくて滑りやすく、とても気に入ったのでまた利用したい」と笑顔で話していた。
26日時点で積雪量は約50センチ。小椋辰也所長(49)は「クリスマス寒波が到来したが、思ったより積もらなかった。今後の天候に期待したい」と語る。
岡山県地方気象台によると、県北部は向こう1週間、寒気の影響で曇るが、最低気温は平年並みか平年より高い日が多いと予報している。