まとまった雪が降り、今季の営業を始めていた県内最大級の恩原高原スキー場(鏡野町上斎原)で当初のオープン日の26日、安全祈願祭が行われた。気象庁によると、年末年始にも強烈な寒波がくる可能性がある。
運営する上斎原振興公社や町役場、町議会などから約20人が出席。神事の後、山崎親男町長が「近年の暖冬に加えて新型コロナウイルス感染拡大も懸念され、環境は厳しくなっている。利用者の皆さんとともにスキー場の安全も願いたい」とあいさつした。
この日はオープンを記念し、リフトを利用料無料で稼働。家族連れや友人グループらは好天の下、押し固めて整えられた真っ白なゲレンデの上でスキーやスノーボードを楽しんでいた。
16日から中国山地沿いを中心に積雪があり、同スキー場は19日に営業を始めた。
気象庁は、30日ごろから1月5日ごろにかけ、大雪が降るかもしれない強烈な寒波が襲来すると予報。交通障害などへの注意も呼び掛けている。
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恩原高原スキー場の安全を祈った神事
恩原高原スキー場 安全祈願祭
- 2020年12月29日
- 祭事・神事・法要