愛染寺=岡山県津山市西寺町= で24日夜、「子育て・水子地蔵万灯会(まつり)」(同寺密教婦人会主催)があり、檀信徒ら約80人が、地域の子どもの健康や子孫繁栄などを祈願した。
豊福晃正住職の勤行や法話、子どもらによる日本舞踊の奉納に続き、百万遍数珠繰り回しを行った。長さ約30メートルの数珠を本堂いっぱいに広げ、参加者は真言を唱えながら手繰るようにして回した。
本堂の外では灯籠供養を実施。手燭(しょく)を下げ、行灯(あんどん)の明かりに沿って境内を歩き、子育て水子地蔵に献灯して静かに手を合わせた。
弥生小学校4年の西本悠津さんは「2学期もみんなで思い出づくりをしながら頑張りたい」、広野小学校3年の佐々木琉花さんも「家族やみんなが幸せになれるようにとお願いしました」と話していた。
毎年、地蔵盆のころに開いており、大勢の人を集めて行うのは4年ぶり。