西寺町の愛染寺に、願い事が書かれた折り鶴がつるされ、「サラサラ」と風に揺れて風情を漂わせている。参拝者のために折り紙とペンを置いており、5月末まで飾る。
本堂の軒下や上り口の天井に張ったひもに、25㌢四方の紙で折った色とりどりの鶴約500羽をくくり付けている。内側には、新型コロナウイルス禍の収束や健康長寿、孫の学業成就などの願い事が書いてあり、同寺が「お焚(た)き上げ」するという。
檀家グループの同寺密教婦人会が企画。金本美津子会長(71)=大谷=は「城西地区が重伝建に選ばれたのもあってか、檀家以外の人も訪れて書いてくれる。お寺の色合いにカラフルな見た目が映える。穏やかな気持ちになる」と話した。
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愛染寺に飾られている願い事が書かれた折り鶴
愛染寺 願い事鶴飾られる
- 2022年2月15日
- 歴史・文化