美作高校(岡山県津山市山北)現代創造コースの生徒による作品展が11日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、感性光る多彩な作品が来場者を魅了している。14日まで。
デザインの基礎や日本の伝統文化などを学ぶ2、3年生34人が授業内で手がけた書道や絵画、生け花など133点を出展。
立体的に表現された色彩豊かなアクリル画や色鉛筆で繊細に描かれたイラストをはじめバラなどをあしらった生け花などが並ぶ。着付けを施した和モダンな振袖も目を引くほか、書道では、式典などで歌声が小さいということをきっかけに分担して書いたという校歌も力強く思いがのった仕上りになっている。
2年生の水田優菜さん(16)は「自身の作品を見てもらえる喜びを感じているし、みんなが時間をかけて作り上げた。多くの方に見てもらいたい」とにっこり。孫の作品を見に来たという鏡野町古川の女性は「素敵な作品と取り組み方に感心する。驚きと感動で胸がいっぱいになった」と話した。
時間は午前10時~午後5時。
