理学療法士監修の感覚統合運動を学べるイベント第2回「あそびチャレンジ」(社会医療法人・清風會主催)が16日、岡山県津山市の日本原病院リハビリルームで開かれ、親子連れがさまざまな遊びのプログラムを通じて子どもの運動に関する感覚への理解を深めた。
感覚統合は、五感に加えて固有感(手足の筋肉、関節の動く感覚)、前庭覚(身体の動きやスピードの感覚)を脳で分類し、処理する能力で、運動能力に不安がある幼児や低学年児童と保護者4組が参加。
それぞれ平均台やバランスストーン、スクーターボード、ストループ課題といったプログラムを体験しながら個々の得意、苦手な能力について理学療法士が分析し、感覚を発達させるような取り組みのアドバイスを受けた。
勝央町岡の会社員女性(31)は「息子の苦手な部分をチェックしてもらえて、専門的な話も聞けてよかった」と話していた。