桑下の慈恩寺で21日から24日まで、「朝の座禅会」があり、参加者が、朝日が差し込み、セミしぐれが響く中で心を整えた。
最終日の24日は8人が参加。河本寂昭住職とラジオ体操で体をほぐし、本堂で読経した後、座禅に取り組んだ。あぐらをかいてお腹のところで右手を下、左手を上に組み、目を閉じて30分間呼吸に集中した。
4日間通った秀実小4年生の岸川心和さん(9)=桑下=は「自分の呼吸を数えていた。1年生の時から来ていて姿勢が良くなった」と話した。
朝の座禅会は34年前から夏に行っている。昨年は新型コロナウイルス禍を受けて中止しており、2年ぶりの実施となった。
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本堂で座禅に取り組む参加者
慈恩寺 「朝の座禅会」
- 2021年7月26日
- 歴史・文化