自民党県第3選挙区支部の「憲法改正研修会」が28日、東新町の津山鶴山ホテルで開かれ、衆院議員で元防衛相の岩屋毅氏が「国民の常識に沿った憲法改正を」と題して講演した。
岩屋氏は「憲法改正の国民投票こそ主権者たる国民に与えられている最大の権利。しかし76年間1回もその権利を行使してもらっていない。国民が主体的に関わって作った憲法はこの国にはなかった。一度、国民の判断で選びとってもらうことで、憲法は本当に国民のものになっていく」と強調。その上で「9条の問題は避けて通れない。9条の1項と2項はそのまま残し、必要な自衛の措置を行うための自衛隊の保持を書き加えるのが自民党の案。自衛隊が憲法違反と言われる状態を国民の力を借りて解消したい」と述べた。約100人が参加した。
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憲法改正について話す元防衛相の岩屋氏