岡山県津山市の美作高校は6日、金融教育講演会を同校で開き、2年生約250人が家計管理や生活設計の必要性について学んだ。
成人を前に金融に関する正しい知識と判断力を身に付けてもらおうと昨年に続き実施。中国銀行津山北支店の行員3人が来校し、松井菜絵支店長代理(38)が「高校生に知って欲しいお金の話」と題して話した。
食費や光熱費、社会保険料などの税金の支払いを踏まえ、「自分の収入の範囲で計画的に支出管理をすることが大切」と強調。将来に向けた貯蓄額を除いたお金でやりくりするようアドバイスした。
続いて18歳から契約可能となったクレジットカードについては、金利やSNS上のトラブルに注意を呼びかけながら、「自分にとって必要なもの、サービスを選ぶ習慣を身につけてほしい」と話した。
粟井楓花さん(17)は「具体的な家計のイメージができて勉強になった。将来一人暮らしをする時は計画立ててやりくりしたい」と話した。