「毘沙門天柴灯大護摩供」が1日、岡山県津山市西寺町の愛染寺で行われ、檀徒ら参拝者たちが家内安全、商売繁盛、厄よけといった所願成就を祈願した。
本堂での「大般若転読大法会」に続いて、豊福晃正住職(63)を導師に開催。射手が四方、中央、鬼門に矢を放って邪気を追い払った後、護摩壇に火がともされた。僧侶たちは経を唱えながら立ち上がる炎の中に願いごとが書かれた護摩木を投入。参拝者たちはその様子を見守りながらそっと手を合わせた。
鶴山桜太鼓による演奏の奉納をはじめ、当日限定の御朱印や甘酒の振る舞いなどもあり、喜ばれた。
毎年来ているという田町の垣谷芳子さん(85)は「気持ちを新たにして一年を始める大切な儀式だと思っている。今年もみんなが無事に過ごせるようにと願った」。垣谷さんの娘・原戸由起子さん(53)=東京都=は「勢いと迫力がある祈祷(きとう)に思わず見入ってしまった。鶴山桜太鼓の演奏も素晴らしかった」と話していた。
毘沙門天は戦勝祈願や現世利益をもたらす財宝、福徳の神として慕われ現在に伝わる。
