津山市内の2社が5日、抗菌抗ウイルスコーティング剤を鏡野町教委に寄贈した。町内8小中学校で新型コロナウイルス感染対策に活用する。
2社は、開発した塗料メーカーのフェクト(西吉田)、販売を手がけるタカラ産業(国分寺)。コーティング剤は一度塗ると効果が数カ月間持続し、インフルエンザなどでも実証されているという。
フェクトの安田海人社長、タカラ産業の原田章平FRS工法プロジェクトキャプテンが同町竹田の町役場を訪問し、1リットル缶8個(13万6000円相当)を武本吉正教育長に手渡した。安田社長は「安心材料に役立ててもらいたい」、武本教育長は「教員の負担が軽減されることを期待する」と話した。
抗菌抗ウイルスコーティング剤を鏡野町教委に寄贈