岡山県津山市立の全8中学校で10日、本年度入学式が行われ、計798人がこれから始まる授業や部活動への期待を胸に新生活への一歩を踏み出した。
北陵中学校=大田=では、体育館で第50回の式を挙行。真新しい制服に身を包んだ新入生175人(男子92人、女子83人)が、教職員や保護者に見守られながら、凛とした面持ちで入場。
定久秀明校長が「思いやりの心を持ち、言葉と周りの人を大切にしながらコミュニケーションをとることを心がけよう。自分や友だちの良さと魅力を認め合い、助け合うなどして心を育ててほしい。卒業する時には『北陵中でよかった』と振り返られる学校を作っていこう」と式辞を述べた。
続いて在校生を代表して3年・大西梨心さん(14)が「勉強と部活動の両立は大変でも精一杯努力することで学校生活が豊かになっていくと思っています。これから始まる3年間の青春をともに楽しみましょう」と歓迎した。
最後に新入生代表の菅真紘君(12)が壇上に上がり「私たちは北陵中の一員として責任ある行動を心がけ、仲間と協力し、何事にも真剣に、熱心に取り組んで共に成長していきます」と誓いの言葉を述べた。
県立の津山中学校は9日に実施。津山市以外の美作地区内中学校計18校は8~10日に行った。
