津山市内の高校・高専の生徒らが19日、岡山県津山市横山のJR津山駅北口駐車場内駐輪場で放置されている自転車の撤去作業に励んだ。
同所を管理する市都市整備公社が年3回実施している作業で、地域貢献を目的に生徒8人がボランティアに参加。各校の教員やJR西日本関係者らとともに、長く放置されている34台をトラックに積み込んだ。
風紀委員活動の一環で参加した津山高校1年で西村佳倭さん(16)は「思ったより多くの自転車が撤去されたので驚いた。新品もあってもったいないと感じている。自転車を放置しないことに加え、物を大切にすることも学校で呼びかけていきたい」と話した。
同公社は5月19日、自転車110台に持ち帰るように注意する白い札を貼っており、今回撤去した自転車はそこから約1か月間そのままにされていた。現在は平福の高架橋下に場所を移しており、約6か月間保管する。
都市整備公社総務企画課の真木貴史主幹は「放置自転車がたくさんあることで利用できずに困っている人がいる。みんなが使えるようにマナーを守ってほしい」と呼びかけている。同所の放置自転車に関する問い合わせは、同公社(TEL:0868-32-2127)。
