勝田中学校(岡山県美作市真加部)で27日、救命救急法講習会が開かれ、2年生10人が胸骨圧迫やAED(自動体外式除細動器)の使い方について学んだ。
保健体育の授業内で、同市消防本部の救急救命士・中村和樹さんらを講師に迎え、救急車が到着するまでの救命処置を4グループに分かれて実践。倒れている人の呼吸確認や気道確保を行い、1分間に100~120回のペースで胸骨圧迫を交代で繰り返しながらAEDを音声ガイドに従って操作した。
工藤さくらさん(13)は「AEDの大切さがわかった。倒れている人がいたら冷静に判断しながら助けてあげたい」と話していた。