「『あくなき挑戦』というマツダのポリシーが凝縮されています」
世界初の車両用量産ロータリーエンジン(RE)を搭載した東洋工業(現マツダ)のコスモスポーツのオーナーズクラブ元会長で広報担当の松田信也さん(58)が編著した、『マツダ欧州レースの記録 1968‐1970』が三樹書房から出版された。
マツダが初めてREで国際レースに参加した際の貴重かつ詳細な記録を満載したファン垂涎の一冊。マツダ欧州レースを現地で指揮した山本紘氏監修、妻の香里さん(45)が資料の文字おこしをした。
小学生のころ初めて作った自動車のプラモデルがコスモスポーツで、以来REに魅了。今後はマツダ関連の2冊の本の執筆を予定している。「より多くの人にREを知って頂く活動をしていきたい」。
散歩 松田信也さん/岡山・津山市
- 2020年4月20日
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