美作高校福祉医療コースの1年生と勝北地域のお年寄りたちとの交流会が15日、岡山県津山市新野東の勝北保健福祉センターで行われ、料理やレクリエーションを通じて親睦を深めながら活気に満ちた時間を過ごした。
地域福祉を支える人材を育成する同コースでは毎年、高齢者とのコミュニケーションを図る実習に取り組んでおり、1人暮らしで65歳以上の住民が集う「勝北すみれ会」との交流は今回で6回目。生徒12人と70~90代の11人が参加した。
午前中はかつて同地域の各家庭で作られていたという巻きずしを調理。生徒たちはお年寄りたちに教わりながら、手にする機会があまりない「巻きす」を使ってご飯と具材、のりを一緒に巻いていった。最初は道具の扱いに苦労するも粘り強く挑戦することで形の整った太巻きが完成。お年寄りたちから出来栄えを褒められ、喜ぶ姿が見られた。
すまし汁とデザートと合わせて3品を完成させた後は一緒に昼食を取りながら会話を楽しみ、午後からはゲームをするなどして盛り上がった。

西本寿乃さん(16)は「すみれ会のみなさんは元気で明るくて話しやすく、緊張せずに打ち解けることができた。この実習を通して福祉士になろうという思いが強くなった」。内田三和子さん(85)=新野山形=は「指示した通りにてきぱきと動き、積極的に行動する生徒たちに頼もしさと将来への希望を感じた。活発で生き生きとした姿を見て、自分も頑張ろうという気持ちになる」と笑顔で話していた。
