新たな学び舎で 「柵原学園」入校式 新校歌斉唱も/岡山・美咲町

教育・保育・学校 入校式で新免校長の話に耳を傾ける児童生徒=岡山県美咲町で
入校式で新免校長の話に耳を傾ける児童生徒=岡山県美咲町で
         

 岡山県美咲町立柵原西、柵原東小学校、柵原中学校が統合し、本年度開校した岡山県北2番目の義務教育学校「柵原学園」の入校式が9日、同校(同町書副)の体育館で行われ、在校生227人が新たな学び舎での学校生活をスタートさせた。

 小学校に相当する前期課程2~6年生の児童167人と中学校相当の後期課程の8、9年生の生徒60人が出席。新免道明校長が「みなさんが『学校と学級を良くしていこう』と頑張っていくと期待している。失敗を恐れず自ら考えて行動し、一緒に夢をかなえていこう。先生と地域の人たちは応援している」とあいさつをした。

あいさつをする新免校長
あいさつをする新免校長

 続いて一同は新校歌を斉唱。「元気いっぱい心を磨き、みんな仲良く学び合う、笑顔あふれる柵原学園」などと伸びやかに歌い上げ、気持ちを一新した。この後の着任式や始業式では教職員63人と転校生2人が紹介された。

 2年生・石戸亜依さん(7)は「学校が広くなって、人が増えたので、これからたくさんお友だちをつくっていっぱい遊びたい」。児童生徒会長の車田結君(14)は「地域の人も学園のみんなも楽しい学校と思ってくれるように、活気づけていきたい」と話した。

 統合前の3校で取り組んでいたキャリア教育「柵原ドリーム学」については、同校でも引き続き展開していくとしている。新免校長は「『地域とともにある学校』が同校に求められている姿だと思っている。子どもたちが地域住民たちとともに学びを深める中で、個性とアイデアを発揮し、地域に貢献できるようにしていきたい」と語っている。

 27、28日は「地域住民見学会」を、5月19日は「開校式」を実施する予定。

新しい教室で新担任の先生の話に耳を傾ける2年生
新しい教室で新担任の先生の話に耳を傾ける2年生


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