新修津山市史本編の2冊目となる資料編『古代・中世』を刊行

歴史・文化
         

津山市は、新修津山市史本編の2冊目となる資料編『古代・中世』を刊行し、15日から一般販売を開始した。日本書記などに記されている時代から、森忠政が津山へ入封するまでの、現在の津山市域を中心とした美作地域に関する古文書や木簡などの文字史料を中心に紹介している。
 美作国から都に贈られた品物や、現在に残る地名の由来、飢きんや病気、災害などの記録、歌、儀式、政治の動きなど美作国に関する事柄がどのように記録として残されてきたのかを知る手がかりをまとめた資料集。
 A5判、巻頭カラー8?、本文814?。1冊4000円(税込み)。1000部印刷し、津山郷土博物館と、市内書店で販売する。
 また、「津山市史研究」(創刊号〜第6号、各号800円)を販売中。「津山市史だより」は津山郷土博物館で無料配布している。
 市は、市町村合併後の全市域を対象とした市史編さんに着手するため、2013年に市史編さん室を設置。今後の刊行は23年に通史編『自然風土・考古・古代』、24年に資料編『近現代』、25年に同『近世』を予定している。
 郵送などの問い合わせは、津山郷土博物館(■224567)。


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