新入社員教育のフォローアップ講座(津山広域事務組合など主催)が16日、山下の津山圏域雇用労働センターで開かれ、美作地域内の22社から参加した66人が職場での円滑なコミュニケーションや自らの資質向上について考えた。
入社から半年経過した新人にステップアップしてもらう狙いで、講師のコンサルタントネットワーク(岡山市)人材育成チーフプロデューサー・本田祐実さんが「人間関係を良好にすることが重要。キーワードは積極的、プラス思考」と前置き。
上司らに対するホウ・レン・ソウ(報告、連絡、相談)については「報告は結論から理由、経過、意見の順で話すこと。連絡は細やかに、困ったら相談は早めに」とポイントをアドバイスした。
参加者は4人ずつテーブルを囲み、相手に興味を持ってもらえる内容を考えながら自己アピールをしたり、職場での失敗談を交えて互いの改善点などを話し合うなどした。
このほか重視されるコンプライアンス(法令順守)に関する話もあり、熱心に聴講。
総社の矢北友香さん(23)=マルイ=は「職場は販売部のレジ部門。改めてミスやお客様の意見は即、連絡しなければと実感した。コミュニケーションの助言も生かして頑張りたい」と話した。
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コミュニケーションをとり合う参加者
新入社員教育のフォローアップ講座
- 2020年10月20日
- 経済・産業