未来の食事券を買ってサポートしようー。新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営に苦しんでいる、地域の飲食店を支援するクラウドファンディングプロジェクト「BUY LOCAL」の津山地域版が始まった。集まった資金を飲食店に渡し、7月10日以降に使える食事券を支援者に贈る。
レプタイル(本社・田町、丸尾宜史代表取締役)がCAMPFIREの新型コロナウイルスサポートプログラムを利用して4月28日に開設し、5月31日まで受け付ける。1日現在で17店舗が参加しており、参加希望店は順次受け付ける。
支援金額は3000円から100万円まで自由に選べる。プロジェクト終了後、支援した店で「BUY LOCAL tsuyama」カードを受け取り、その日から半年間、または1年間支援金額分の飲食を楽しめる(使用期限は支援金額によって異なる)。
参加店舗に金銭的負担はなく、店舗ごとに売れたチケット総額が振り込まれる仕組み。
同プロジェクトでは、#BUYLOCALtsuyama #地元を支えよう #10万円の使い道(特別定額給付金)などのハッシュタグを用いてSNSで発信していく。
31日現在の支援者数は34人で、支援総額は29万6000円。「大好きなお店の応援ができますこと感謝します」「営業が再開されたら息子を連れてお伺いさせてください」といった応援メッセージが寄せられている。
担当者の山本廉TTT事業部マネージャーは「〝いつもの場所〟を守るために未来の買い物をしていただけたら」と話している。
問い合わせは、事務局(℡0868-35-2405)。
写真
クラウドファンディング「BUY LOCAL tsuyama」プロジェクトの画面
新型コロナの影響で苦しむ飲食店を支援するCF「BUY LOCAL」津山でも開始/岡山・津山市
- 2020年5月2日
- 経済・産業