岡山県は28日、フィリピンから帰国後に新型コロナウイルスの感染が判明した50代の自営業男性の家族10人について、PCR検査で全員の陰性を確認したと発表した。 同居の4人と、県内の別世帯で暮らす6人で、いずれも症状はなかった。男性は現在、感染症指定医療機関に入院し、頭痛や倦怠(けんたい)感があるものの、容体は安定しているという。 男性とフィリピンへ同行したとみられる2人を含め、ほかに濃厚接触者がいるか詳しい調査を進めている。