津山市は29日、新型コロナウイルスの第40回対策本部会議を山北の市役所で開き、県の「秋のリバウンド防止期間」(31日まで)終了後の対策などを確認した。
11月以降のワクチン接種体制については、接種が進んで新規予約者が減少してきたことに伴い会場を限定。石川病院、中島病院、日本原病院、多胡クリニック、中西クリニックの5医療機関で12歳以上の個別接種の新規予約受け付けを継続する。毎月12歳に到達する児童が接種対象となるため小児科の医療機関でも接種できる体制をとっており、10施設が土曜日に定期的に当番制で進める。
市の接種者数(28日現在)は、1回目が7万6507人で接種率84・60%(県平均67・78%)、2回目が7万3549人で81・33%(同62・22%)となっている。
国から示されている3回目接種については、2回目を終了した人のうち、おおむね8カ月以上経過した人が対象で、開始時期は未定だが、早ければ12月を想定する。
このほか、生活場面での注意点やイベント開催などについての対応を確かめた。
市医師会の宮本亨会長は「全国、県も感染者は少なくなってきたが、県北ではまだ確認が続いており、決して収まったという感じではない。第6波に備え、マスク着用や手洗い、3密を避けることなどを今後も徹底してほしい」と呼びかけた。
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今後の対応を確認した津山市の対策本部会議