新型コロナウイルス感染症対策本部第2回感染防止対策部会

行政・公共 新型コロナウイルス感染症対策本部第2回感染防止対策部会
         

 津山市は18日、新型コロナウイルス感染症対策本部の第2回感染防止対策部会を山北の津山すこやか・こどもセンターで開き、各機関・団体が取り組み状況を報告し、課題などを共有した。
 出された意見を今後の感染予防対策に生かす目的で開き、市医師会、保育協議会、放課後児童クラブ、小中学校校長会、高専、大学、福祉施設などの代表者11人と、事務局の市職員が出席した。
 市内では昨年4月以降115人の患者が発生し、1月に13人が確認されたあと2、3月は0人となっている状況を説明。出席者はこれまでの取り組みとして、運動会や生活発表会での3密対策などの工夫、手洗い環境の改善と設備の充実、オンライン面会、職員研修会、出勤前検温などをさまざまに実施していることを述べた。
 一方、課題には「対策に努めているが、気の緩みが職員にも子どもたちにも出てしまう」「1年以上家族が利用者に面会できていない。精神面での対応も必要」「ソーシャルディスタンスを図ったサービス実施のため、プログラムを組むのに苦心している」などが挙がった。
 出席者の質問に津山中央病院の藤田浩二総合内科・感染症内科特任部長らが答え、参加者は対策の充実に向けて熱心に耳を傾けた。
 

取り組みなどを報告し合う出席者


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG