県は7日、新型コロナウイルスに関する直近1週間(12月30日〜1月5日)の県内感染状況を公表した。急増している新規感染者のうち、オミクロン株の患者が疑いを含めて7割近くを占めており、伊原木隆太知事は「県内でも流行第6波の入り口の様相を呈しており、市中感染が相当程度広がっている可能性が高い」と危機感をあらわにした。
同日の県対策本部会議で説明し、直近1週間の新規確認数24人(前週2人)の内訳はオミクロン株16人、デルタ株5人、検査未実施3人。オミクロン株への置き換わり急速に進んでいるという。切迫度の判断は「レベル1」。
病床使用率は前週から2・1●増の2・5%、重症者用病床の使用率も増減なしの0%。
人口10万人当たりの新規感染確認数は1・16●増の1・27人。療養者数は22人(前週2人)で、人口10万人当たりの全療養者数は1・1●増の1・2人。PCR検査の陽性率は0・6●増の0・7%。
伊原木知事は「成人式など多くの人が集まるイベントに参加する場合は、事前のワクチン接種やPCR検査受検、三密回避などでうつさない、うつらない行動を心がけてほしい」と呼びかけている。
新型コロナウイルス直近1週間情報
- 2022年1月8日
- 医療・福祉