県は27日、新型コロナウイルスに関する直近1週間(19〜25日)の県内感染状況を公表した。新規陽性者数は4228人で3週間ぶりに減少に転じ、病床使用率は17・1%で2週間ぶりに減少した。総体的な切迫度は「レベル2」に据え置いている。
新規陽性者数の増減率は0・89倍で、前週・前々週比(1・03倍)より改善。病床使用率は前週比5・3㌽減の一方、重症者用病床使用率は1・5㌽増の1・5%になっている。入院者数は95人(前週126人)、全療養者数は4917人(同5512人)。人口10万人当たりの全療養者数は31・5㌽減の260・4人。
この日、伊原木隆太知事は国の指針を踏まえて定例記者会見に約1年半ぶりにマスクを外して臨み「大型連休による人の移動の影響は薄れつつあるものの、依然として新規陽性者数は高い水準で推移している。一昨日から4回目のワクチン接種を実施しており、対象となる方は早期にお願いしたい」などと述べた。
新型コロナ直近1週間