岡山県などは10日、県内で計137人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。真庭市2人、美作市、美咲町各1人、岡山市83人、倉敷市40人、総社市5人、備前市2人、高梁、赤磐市、早島町各1人で5日連続の100人超。県内の感染確認の累計は今月1日の4000人到達からわずか9日間の最速ペースで5000人を超え、5123人(再陽性を除く)となった。倉敷市ではこれまで感染していた患者2人が死亡し、接待を伴う飲食店で県内81例目のクラスター(感染者集団)が発生した。
県内の感染確認は1月15日に2000人に到達し、約3カ月後の4月14日に3000人を超えて以降、変異株による感染が拡大。17日後の1日に4000人を超え、さらに状況が悪化している。
真庭市の患者は、別居親族の20代会社員男性と20代会社員女性。いずれも9日に感染が公表された笠岡市の別居親族(10代男子)の濃厚接触者として検査を受け、陽性と判明した。軽症という。
美作市の患者は、20代会社員男性。9日に感染が公表された美咲町の知人(20代会社員男性)の濃厚接触者として検査を受けた。軽症という。
美咲町の患者は、40代無職女性。感染経路不明で、発熱などの症状が出たため、医療機関を受診して検査を受け、陽性と判明した。軽症という。
新型コロナ陽性者数
- 2021年5月11日
- 医療・福祉