茶道裏千家淡交会津山支部(山本雅彦支部長)は12日、恒例の初茶会を岡山県津山市小田中の聖徳寺で開き、同支部会員や客人約80人が新春の一服を楽しみ、気持ちを新たにした。
戦いの終結と平和が訪れたことを表す故事成語の一文「帰馬于華山之陽」がしたためられた掛け軸、正月の床飾りで代表的な「結び柳」や季節の花などを飾った客殿に席を設け、同支部役員、青年部の役員と会員約20人がもてなし。
役員らが点前を披露し、佐古宗公幹事長(73)が茶道具や茶花、掛け軸について説明した後、丁寧にたてられた抹茶が運ばれ、参加者たちはふくよかな香りとともにじっくりと味わった。この日は濃茶と薄茶が差し出された。
子育てが一段落し、再び茶道をたしなもうと来席したという東一宮の自営業・城戸かずえさん(59)は「茶道は和の要素、古来の美意識が集まった総合芸術。改めて日本の文化の良さを見直すきっかけになった。若い人たちも一緒に参加してもらえたらうれしい」と話していた。
