岡山県美作地区全27中学校のうち、13校で10日、本年度入学式が行われた。津山市内でも8校であり、797人がそれぞれ、新しい科目や部活動に期待を膨らませながら、新生活への第一歩を踏み出した。
鶴山中学校=津山市山北=では、体育館で式を挙行。真新しい制服に身を包んだ新入生53人(男子30人、女子23人)が、教職員や在校生、保護者らに見守られるなか入場した。
児島みどり校長が「今日から3年間、たくさんのことに挑戦してください。今、その胸に抱いている夢を叶えるため、まだ夢の見えない人は、それを見つけるため、仲間とともにここで一生懸命頑張りましょう。先生たちも全力で応援します」と式辞。市教委の祝辞に続いて3年・日下颯太生徒会長が「皆さんはこれからの中学校生活を共にしていく大切で、かけがえのない仲間です。私たちと一緒に楽しく充実した中学校生活を送りましょう」と歓迎した。
そして、新入生を代表し、檜尾一花さんが「私は、最愛の両親と、一番尊敬しているある人から、『好きなことにふたをしないで、勉強も運動も、全て本気で楽しんで』と教わりました。好きな絵も、大切な勉強や運動、全部本気でして、一時一時を、大切にしようと思います。時に厳しく、時に優しく、ご指導よろしくお願いいたします」と誓いの言葉を述べ、決意を新たにした。
美作地区では、9日に14校が式を行っている。