岡山県北の小学校54校で10日、本年度の入学式が行われた。津山市内の27校では新1年生775人がこれから始まる6年間の学校生活に胸を膨らませて校門をくぐった。
清泉小学校(同市綾部)では教職員や保護者たちが見守る中、新入生7人(男子5人、女子2人)が新6年生に連れられて入場。式が始まると、担任の豊岡容子教諭から一人ひとりの名前が呼ばれ、みな元気よく返事をした。
神尾敬子校長は「元気のよいあいさつ、優しい言葉づかいを心がけると、友だちが増えます。勉強を頑張ると、くじけない、たくましい心が身に付きます。3つの約束をしっかり守って楽しく過ごしましょう」と式辞。在校生一同が「学校は楽しいことがいっぱい。明日から仲良く登校しよう」と歓迎し、一緒に歌を歌った。本年度同校は初の複式学級を設置。一部の科目を除いて1年生は2年生と一緒に授業を受ける。
眞木晃君(6)は「緊張しているけど、みんなで給食を食べるのが楽しみ。国語と算数を頑張りたい」と笑顔で話していた。残り16校は11日に実施する。