日上の高瀬神社 由緒書を境内に設置

歴史・文化
         

日上の高瀬神社(横林正晴宮司)総代長を長年務める坂本道治さん(80)=同所=が、神社の由緒書を境内に設置し15日、県神社庁に寄贈した。
 由緒書は金属製で高さ約1・8㌢、幅約1・5㌢。一帯の村に疫病が流行した755(天平勝宝7)年、国分尼寺の尼僧が夢で聞いたスサノオノミコトのお告げを受け、村民が「西畑天明神」を建立。明治期に現在の場所に移し、改称したことを記している。
 約40年総代長を務め今春、県神社庁から表彰された坂本さんが「受賞記念として地域住民に神社の由緒を知ってもらおうと思い立った」とあいさつ。
 県神社庁の岡本正弘津山支部長(中山神社宮司)が「氏子の代表として敬神の念が厚く、神徳の啓発に努めていただきありがたい」と礼を述べた。


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