津山青年会議所(JC)は13日、津山城の魅力を伝える出前授業「つやまの魅力発見! もっと知ろうわたしたちのお城!」を市立鶴山小学校=岡山県津山市志戸部=で実施し、6年生50人が熱心に聴き入った。
郷土愛の醸成などを狙いに2021年から市内各小学校で開催している活動の一環で、小笠原翔太理事長、芦田雅嗣副理事長ら13人が来校。
画像を見せながら、初代津山藩主・森忠政が13年間かけた築城の経緯、かつて櫓(やぐら)が約60棟と全国3番目の多さだったこと、現在は「日本三大平山城」や「桜の名所百選」の一つになっているなどのポイント、特異性をアピールした。
さらに同JCが作った「津山城かるた」も体験してもらった後、「地域のシンボル的存在であり、次は皆さんが魅力を伝えていってほしい」と呼びかけた。
1組の中村壮志君は「櫓の多さや石垣の堅い守りも初めて知り、すごいと思った。今度行った時にじっくりと見てみたい」と話した。