日本植生グループ本社が奨学金財団創設

経済・産業 日本植生グループ本社が奨学金財団創設
         

 日本植生グループ本社(高尾)は1日付で、学生向けの奨学金給付やスポーツ助成事業を行う一般財団法人日植柴田財団を設立した。この春高校を卒業し、4月から大学などに進学予定の学生を対象にした奨学生を募集している。
 奨学金は返還不要で、給付月額2万円(年額24万円)、対象期間は4月から各進学先の最短修業年限まで。応募資格は▽県内の高校在学で、4月に日本の4年制大学・短期大学または専門学校に進学予定者▽4月1日現在、20歳以下であること▽学業優秀、品行方正、健全な心身と高い志を持ちながら修学困難な人。書類提出の締め切りは3月31日(当日必着)。募集人数は10人程度。
 スポーツ助成金は、県内の高等学校以下の生徒で構成されるスポーツチーム・団体で、必要要件は▽3人以上の団体競技▽原則全国大会規模の競技大会へ出場▽大会主催者は社団法人、財団法人、各種スポーツ協会または連盟・連合のいずれか。金額は申請1件あたり上限20万円で、年間3〜10件程度。
 柴田和正社長が理事長に就任した。柴田理事長は「これからの日本は少子超高齢化社会を迎えることが確実であり、地方からは人材がどんどん流出していく。このような環境のなか、地域社会を活性化していくためには高い志を持って学業やスポーツに取り組み、豊かな人間性や感性を備えた人材を育成していくことが求められている」と話した。
 主な役員は次の通り。(敬称略)
 ▽理事=浮田芳典、馬場茂、鷹取貞次、柴田明典、山本督憲、朝比奈史章
 問い合わせは、同財団(☎350410)
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日植柴田財団の柴田和正理事長(同財団提供)


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