美作地域の魅力を海外の人に知ってもらおうと、野介代の日笠達夫さん（77）は観光スポットやイベントなど収めた映像を動画共有サイト「ユーチューブ」に１００本投稿した。「コロナ禍の中で出かけることが出来ない人たちが楽しめれば幸い」と話している。
「美作観光百景」という題目で、英語の字幕をつけている。ソシオ一番街のひなまつりや神庭の滝と猿、衆楽園の紅葉などのほか、神社・寺院、自然、四季折々の見どころを紹介している。
オンラインで言語交換（ランゲージエクスチェンジ）をして交流を深めている海外の友人たちからの要望があって制作を始めた。２０１９年の５月から開始、今年の11月に完了した。日笠さんは自分の住む地域周辺を詳しく伝えるため、名所や町並みをカメラに収め、週に１回のペースで動画を公開していた。１００本のビテオを制作するのに約８００時間かけた。
動画には英語で「Ｉ ｌｉｋｅ ｙｏｕｒ ｖｉｄｅｏ（あなたの投稿した動画が好き）」と感想が書き込まれるなど好評。「将来、観光に訪れる人の情報源としても役に立てれば」と話している。
「美作観光百景」は１００本目の動画で終了となるが、日笠さんは別のアカウントで投稿をしようを考えている。
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動画制作者の日笠さんと制作に使用した機器
「ユーチューブ」に投稿された「美作観光百景」の動画
