岡山県津山市でこのほど、第63回津山市消防操法大会(同市消防団主催)が開かれた。3方面隊22分団の代表選手が日ごろの練習で磨いた操法技術を競った結果、ポンプ車は阿波方面隊が15年連続15回目、小型ポンプは東部方面隊広野分団が2年ぶり18回目の優勝を飾った。
団員約550人が参加。ポンプ車の部に9チーム、小型ポンプの部に13チームが出場した。選手たちは指揮者の号令に合わせて迅速にきびきびと動き、ホース延長やポンプ操作などを”火消し”の技術を披露した。津山圏域消防組合の職員が正確さ、時間などを審査し、採点。応援の団員らが選手の健闘に拍手を送った。
各部門の優勝チームは7月3日、県消防学校(岡山市)である県大会に津山市代表として出場する。また大会に先立ち本年度入団式があり、54人が新団員となった。
成績、優秀選手は次ぎの通り。(敬称略)
【ポンプ車】①阿波方面隊176点②中央方面隊城西分団142点③東部方面隊河辺分団132.5点
【小型ポンプ】①東部方面隊広野分団85点②勝北方面隊新野分団79.5点③久米方面隊大井西分団75・5点
《優秀選手》[ポンプ車]▽指揮者=寺坂広道▽1番員=寺坂亮一(以上阿波方面隊)▽2番員=幸田将司(西部方面隊二宮分団)▽3番員=寺坂昌彦▽4番員=小椋淳二(以上阿波方面隊)
[小型ポンプ]▽指揮者=池田康政(中央方面隊中央分団)▽1番員=谷口翔規(東部方面隊高倉分団)▽2番員=渡辺哲哉(東部方面隊広野分団)▽3番員=寺崎貴彦(東部方面隊高倉分団)