山下の津山国際ホテル跡地で17日午前、今後の活用策を探る社会実験「津山城下パークピクニック」が始まった。18日夕までの日程で、露店や野外シネマ、音楽ライブなどを行う。
駐車場として使われている約2000平方㍍の敷地に人工芝を敷いた。午前10時から菓子やコーヒー、ビール、多肉植物、レコードを販売する屋台などが並んだ。午後6時からは2019年公開の映画「イエスタデイ」も上映する。
18日も午前10時にスタートし、飲食や物販のほか、午後2時からギターのコンサート(申し込み不要で無料)もある。
2日間を通して、訪れる人の反応などを見るという。今後も社会実験をするべきか、跡地をどのように活用するのが良いかといった質問項目があるアンケートも実施する。
津山城下パークピクニックは、城下地区のまちづくりを考える市の「津山デザインミーティング」の参加者らでつくる実行委が企画。委員の中西克佳さん(56)=フレックスギャラリー社長=は「今回は手探り。今後は何か具体的なコンセプトに取り組みたい」と話した。
開催にあたって、都市再生機構(UR都市機構)などの支援を受けた。
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人工芝を敷いた津山国際ホテル跡地に並ぶ露店
旧国際ホテル跡地で城下ピクニック
- 2020年10月17日
- イベント