津山市出身の放送作家・早瀬康広さん(33)らによる怪談、都市伝説などのトークユニット「都市ボーイズ」のオンラインライブ(ビザビ津山支社主催)が11日夜、山下の津山城(鶴山公園)内の鶴山館を撮影スタジオに行われ、視聴者約490人が楽しんだ。
コンビの放送作家・岸本誠さん(36)と4話を被露。早瀬さんは憎い人に見立てたわら人形を木に打ち込む呪術の「丑の刻参り」が行われる神社や、不気味な風習が現在も残る山間部の集落について、実際に訪れた際に体験したエピソードを交えながら語った。
津山の魅力として干し肉やそずり肉、ホルモンうどんなども視聴者に紹介した。
早瀬さんの■凱旋(がいせん)ライブ■は2019年以来。「帰ってくると、やっぱり津山の出身なんだなって感じる。コロナ禍が収束したらお客さんの前でライブをしたい」と話した。
早瀬さんは、津山工業高を卒業後上京。怪談イベントなどに出演しており、「稲川淳二の怪談グランプリ」で2度優勝した。都市ボーイズとしてはネットでの動画配信などの活動を続けており、「ユーチューブ」チャンネルの登録者数は17万人を超えている。
鶴山館でのライブは、25日まで「ツイキャス」で有料で視聴できる。問い合わせはビザビ津山支社(℡0868-22-5251)。
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鶴山館でトークイベントの撮影に臨む津山市出身の早瀬さん(右)
早瀬康広さんトークライブ