明星幼稚園(平福)の年中・年長児24人が13日、横山の吉井川に若アユを放流し、小さな命とふれあった。
川魚に親しんでもらおうと吉井川漁協(松田安弘組合長)が3年ぶりに招き、今津屋橋下流の河川敷に集合。釣り解禁(6月19日)に向けて放流を進める中、この日は総社市から取り寄せた人工ふ化の稚魚(体長15センチ、40グラム平均)のうち、同所には約2500匹を配分した。
組合員が数匹ずつバケツに入れて手渡すと、園児たちは勢いよく泳ぐ魚体をさわって「速い!」「ぬるぬるする」と大はしゃぎ。岸辺まで運んでは「元気に大きくなってね」と声をかけながら流れに放ち、早瀬に泳ぎ去る魚影を見送った。
白鳥晴士君(5)は「とても可愛かった。卵を産んでいっぱい増えてほしい」とにっこり。
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若アユを放流する園児たち=横山の吉井川で
明星幼稚園 横山の吉井川 若アユを放流