前兵庫県明石市長の泉房穂前さんによる講演会が、岡山県津山市の津山圏域雇用労働センターで開かれ、子育て支援を核にしたまちづくりの重要性について話した。
同市での取り組みを紹介しながら、出生率向上や10年連続人口増加などを実現させた経緯を説明。成人までの医療費や第2子以降の保育料の無償化といった“5つの無料化”を掲げる市独自の施策を挙げ、「全ての子どもを地域で本気で応援すれば、経済活性化や市民みんなの幸せにつながる」と熱弁した。
質疑応答では、自身の今後について「在職期間に得た知識や経験を人材育成に展開し、明石市をロールモデルにした自治体を増やしていきたい」と抱負を語った。
立憲民主党岡山の新3区結成大会内であり、党関係者や市民ら約180人が聴いた。