結核予防週間(24〜30日)に合わせ、美作保健所管内愛育委員連合会と同保健所は24日、津山市内のスーパーと家電量販店の3店舗で街頭キャンペーンを実施し、正しい知識の啓発と予防意識の向上を訴えた。
管内(1市3町)の愛育委員ら約20人が、パンフレットとポケットティッシュなど計400セットを配布。川崎のエディオン津山本店では、買い物客に「薬をきちんと飲めば治る病気です」「早めの受診と、早期発見、早期治療が大切です」などと伝えながら、結核をなくすための「複十字シール募金」に協力を呼びかけた。
松本静江会長は「昔の病気と思っている人もいるので、若い人たちに結核について正しく知ってほしい」と話していた。
同保健所によると、昨年、新しく結核で治療を始めたのは県内で148人、うち管内は14人。昨年12月31日時点の管内の結核登録者は34人で、そのうち70歳以上が25人となっている。