「春のギャッベ展」が東一宮のさしこう本店で開かれ、イラン伝統の手織りの逸品が来店客の人気を集めている。21日まで。
同国南ペルシャ地方の遊牧民による手工芸品で、羊毛を草木染めして織り上げた約600点がフロアに勢ぞろい。樹木や草花の繊細な絵柄をあしらったり、野山の風景をモチーフにしたり、さまざまなデザインと色合いが目を引く。どれも最高品質とされるイラン「ゾランヴァリ社」が管理する製品で、丈夫で使い込むほどに味わいが増すという。
芦田雅嗣店長は「春色の多彩な絵柄の作品をそろえることができた。模様替えにもぴったりです」とPRしている。