「春の山野草展と押し花絵展」が新野東の勝北公民館で開かれ、愛好者グループによる鉢植えや押し花アートが来場者の目を楽しませている。8日まで。
コロナ禍のため3年ぶりに企画し、勝北文化協会の「山野草愛好会」(影山富徳会長)が約120点、「押し花絵教室たんぽぽの会」(岡田成子会長)が30点を出展。
かれんな花を咲かせた山野草は、真っ白なフタリシズカやシライトソウ、薄紅色のイワカガミ、紫色のバイカカラマツ、オダマキなどが目を引き、コケのあしらい、石付けも野趣を引き立てる。
押し花アートは、小花で野山の風景を模したり、綿花で滝や雲海を表現したり、墨絵と組み合わせるなど趣向を凝らした作が並ぶ。
影山会長は「天候不順で会員たちが苦心して花期を調整し、見頃の鉢をそろえた。趣あるしつらえとともに清楚(そ)な花をめでてほしい」と呼びかけている
春の山野草展と押し花絵展