時の記念日(10日)を前に、岡山県津山市山下の津山保育園で3日、地元の時計店による出前授業が開かれ、子どもたちは時計の歴史や種類について楽しく学びながら、時間の不思議に思いをはせた。
宝石おか(京町)の岡悦宣さん(67)ら2人が砂時計や目覚まし時計などを持参。年長児20人を前に「日本では1350年ほど前、水時計で時を測り、初めて時が知らされました」などと話し、同園のからくり時計など多彩な種類の時計を紹介。園児たちは興味津々の様子で見入ったり、触ったりし、模型を使って時針の見方も教わった。
最後に岡さんの呼びかけに声を合わせて「早寝早起き、時間を守り、大切にします」と元気よく約束。
澤田晃弥君は「僕はママの歌で朝起きしている。みんなで遊ぶ時間を大切にしたい」と話した。
