「時の記念日」(10日)を前にした8日、岡山県津山市にある津山保育園で、時間にまつわる出前教室があり、年長児28人が話を聞いたり、さまざまな時計の種類を見たりして時間の大切さを学んだ。
コロナ禍を経て約4年ぶりに再開した教室。「宝石おか」の岡悦宣社長(65)が同市京町の店舗に園児を招いていたが、今年は岡社長が来園した。岡社長は「規則正しい生活を送れるようにと作られたのが時計の始まり」といった歴史を説明した。このほか、掛け時計、デジタル時計、砂時計、目覚まし時計を見せながら、それぞれの機能を紹介した。
園児たちは興味津々なようすで時計に触った後、時間の見方について教わった。最後に「時間を守り、大切にしてほしい」という岡社長の呼びかけに、元気よく返事をした。
出口暖心ちゃん(6)、大山寿一君(5)は「朝起きる時間を守るようにする」「夜寝る時間になったらふとんに入れるように、時計が読めるようになりたい」と話していた。