最高のチーム 晴れの国岡山駅伝に向け 熱をいれて練習中/岡山・津山市

スポーツ 現在エントリーしている津山市代表メンバー9人
現在エントリーしている津山市代表メンバー9人
         

 岡山県内市町村別対抗の第12回「晴れの国岡山駅伝競走大会」(29日開催、岡山陸上競技協会主催)に岡山県津山市代表チームが出場する。本番を控えた選手たちは、より一層熱を入れて練習に励んでいる。月本惇主将(24)は「最高のチーム。それぞれがベストを尽くせば、入賞も夢じゃない」と意気込みを語った。

 コロナ禍の影響で中止が続き、3年ぶりに開催される今大会には、13市6町24チームがエントリー。当日は百間川緑地公園軟式野球場A(岡山市中区)を出発点に選手9人がたすきをつなぎながら約42.195キロの9区間を走り、競い合う。同市からは県内の記録会で好成績を収めた12〜24歳の13人が参加。走者は大会前日に決定する。

 13人は目標を2時間26分で完走することと定め、津山市陸上協会の副会長・河井凡監督の指導のもと、基礎となる体力や脚力、持久力をつくるといった練習を積み重ねてきた。21日に志戸部の津山陸上競技場で行われた練習会では、他の美作地域の出場チームとともにトラックを走りながら、最終調整を行なった。

 ミーティングでは河井監督が「駅伝での経験は今後の人生で生きてくる。失敗も成功も糧に成長してほしい」と激励。一同は静かに耳を傾け、気合を入れた。3回目の参加となる岡本葉子さん(24)は「厳しい状況の中でも、自分に見合ったペース配分で楽しみながら走るのが大切。みんなを励ましつつ持てる力を出し切っていく」。初参加で最年少の秋田絵璃羽さん(12)は「強豪選手にもひるまず、与えられた役目を全うできるようにしたい」と話していた。

 競技は午前11時に開始する。

津山陸上競技場で行われた練習会

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