作州津山商工会女性部(水島房江部長)は23日、年末年始のチャリティーとして管内に設置した書き損じや使い残しのハガキなどの回収箱を集計し、日本ユニセフ協会の基金に寄付するために発送した。計約31万7000円分が寄せられ、換金して貧しい国の子どもたちの健康に役立てる。
11年目となるボランティア活動の一環で、先月12日から今月19日まで管内(岡山県津山市、奈義町)25カ所に設置した箱に、ハガキ4650枚と切手1148枚が寄せられた。ハガキ2枚でポリオワクチン2回分、経口補水塩6袋などが購入できる。
この日、同商工会勝北本部に女性部員3人が参加。集められた回収箱のハガキを額面別に集計するなどして箱詰めし、ユニセフを支援する東京都内の企業に発送した。
本郷貞子副部長は「私たちの活動が周知され、今回はエリア外からも多数の善意を寄せていただき感謝しています。恵まれない子どもたちの命を救うために活用させていただきます」と話した。