第64回肉牛生体共励会(一般家畜市場運営審議委員会主催)が岡山県真庭市草加部のJA全農岡山県本部総合家畜市場で開かれた。
和牛の部は品評会で選ばれた金賞牛5頭(去勢3頭、メス2頭)が出品され、県内外の業者が血統や体型などを確認しながら値付けをしていった。物価高の影響もあり出品頭数も少なく、取引価格は高水準の激戦となった。最高価格賞及び最高単価賞の金賞去勢(奈義町、伍協和牛牧場産)を新野東の山本精肉店(山本要代表)が落札。地産地消にこだわり、作州牛の普及に尽力する山本さんは他に金賞去勢も競り落とし、「地元の風土で育った上質な作州牛を味わって、夏の暑さをのりきってほしい」と話した。歳暮商戦の主力商品として提供していく。